2009年5月6日水曜日

千代の橋跡

 千代の橋は天神前橋跡から少し南にあります。

 上小松図書館でかるく調べてみた限りでは、明治時代にはこれらの橋の下に川が流れていたようです。大正の地図を見るとすでに埋め立てられ、道路として利用されていたっぽい。昭和初期の地図にはすでにこの埋め立てられた川は「旧道」と書かれています。
 「川」と言っても当時中川流域に広がっていた田畑に必要だった半人工の用水路だったのかなー、と想像します。


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 この川の跡は街並みに不思議な空間を作っていることが多くて、ふらふら歩くとタイムスリップできるような気がして楽しいです。

2 件のコメント:

  1. はじめまして、江戸の民と申します
    江戸川区民であります

    原付で通勤しております
    新小岩駅を北へ走らせているのですが
    3か所ほど「?」と思わせる構造物があり、以前から気になっていました

    昨日、通勤途中に調べてみると
    「巽橋」「千代の橋」「天神前橋」
    と銘打ってあるではないですか!

    かつては橋だったのか?
    ということは川が流れていたのか?

    いろいろ疑問が湧いてきて、ネットで調べているうち、こちらへたどり着きました

    新小岩ワンダースポット、発見ですね

    ほんの小さなかわいい廃墟、好きです

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  2. >江戸の民さん
    はじめまして。こんなわけのわからないところにコメントありがとうございます。

    新小岩駅周辺は、昔は田んぼだらけだったようなので何も残っていませんが、こういうささやかな名残りを見つけると嬉しいですね。
    お地蔵さん見つけて、いつからここにいるんだろう、とか。

    また暇を見て探索してみようと思います。
    葛飾も江戸川区も視点を低くして歩くといっぱい楽しいことがみつかりそうですね。

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