2015年3月2日月曜日

決算

 経営の状態を明らかにする手続きを決算と言う。

  • 決算 記録・帳簿の整理して貸借対照表と損益計算書を作る
  • 決算手続きには、決算予備手続→決算本手続→財務諸表の作成が含まれる
  • 決算予備手続 試算表の作成
  • 決算本手続 元帳締切~仕訳帳締切~繰越試算表の作成
  • 財務諸表の作成 損益計算書・貸借対照表の作成



 試算表作成のメリットは、仕訳帳から元帳への転記が正しく行われたか確認できることと、各勘定の状況を把握して決算手続きを円滑にするためにある。
 複式簿記の借方と貸方の金額が常に一致する貸借平均の原理により、計算や記入ミスを発見することができる。(週一、月一で行うと決算が楽になる。)

 試算表には3種類ある。
  • 合計試算表 各勘定口座の貸方合計と借方合計を集めて作成する
  • 残高試算表 各勘定口座の残高を集めて作成する
  • 合計残高試算表 上の二つを合わせた方法

 んー、帳簿の締切りについての説明がよくわからない。
 まず貸借対照表と損益計算書の締切り方法が違う。
  • 損益計算書 損益勘定を設けて振替仕訳を行う→元帳に転記して締め切る
  • 貸借対照表 元帳上で直接締め切る
 始めに収益・費用の勘定の締切りを行うそうだけど、ここで損益勘定が出てくる。
 損益勘定とは、収益・費用の勘定残高を全てを振替える勘定で、当期純利益を算定する。(当期純利益は損益勘定から資本金勘定に振替えられる。)
 以上の振替えを行うための仕訳を決算振替仕訳という。

 あぁ、説明が難しいだけかな。収益と費用を集計して純利益がわかって、その純利益は資本金になる、と。そうだね。多分。
 マイナスで純損失が出た時は資本金が減少する。(資本金→借方)

 その後、資産・負債・資本の勘定の締切り。
 期末日付に期末残高を次期繰越として記入し、借方・貸方を一致させて締切る。
 続いて期首日付に前期繰越として次期繰越と反対側にその額を記入する。これを開始記入と言う。
 これで元帳の締切りは終了。なんかいまいちピンとこないけど、雰囲気はわかった。

 仕訳帳の締切りについては、期中の仕訳記入が完了した段階で一旦締切り、元帳の締切り後に決算仕訳の貸借を合計して再び締切る。
 って書いてあるけどよくわかんねー。とりあえず締切って期中の最後の取引までの貸借を追加する、2段階の処理をするということなのかな。いいのかな。そんな感じで。

 次は繰越試算表。
 資産・負債・資本を締切って各勘定の次期繰越高を集めて繰越試算表を作成する。決算振替仕訳をしない貸借対照表の誤りをチェックするために作成される。

 最後に財務諸表(損益計算書・貸借対照表)を作成する。

 最後、疲れてちょー端折った…。

 え、まだあった。精算表というのを作るらしい。このテキストでは6桁精算表を例としている。


  • 元帳の残高を記入
  • 試算表の収益・費用を損益計算書欄に転記
  • 試算表の資産・負債・資本を貸借対照表欄に転記
  • 上の貸借差額を当期純利益(もしくは当期純損失)として記入


 図解が必要に思えるけど作るの面倒なので画像を無断掲載してしまう。

 決算の全体の流れが把握できて作業が円滑になるんですってよ。

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